2007年02月10日
レッスン初日
コーチ時代、一番レッスンで神経質になったのは、
期が変わった初回。しかも
「新規の方」
が入会なされた時でした。自分達の
「担当コーチの腕前」
ってのがすごく気になりますよね。
まあ、考えてみれば至極当然なんですけど。
みなさん「上手くなりたい」からスクールに来ている訳で。
資格や戦績があるコーチは別として、
凡ミスが多発するようなコーチに習いたくはないって
もんですよね。「こんなコーチに習って上達するの?」
ってなっちゃいますよね。だからこそ私も
「凡ミスなんか絶対にしない!」
って心意気でやってました。特に心がけていたのが
「ごく自然で、しかも美しいフォーム」
(本にでてくるような模範的なフォーム)
「難しい球を涼しい顔して簡単に返球」
(実際には冷や汗たらたらでも顔に出さない)
「お手本を見せる時は、すごいと思わせる」
(サーブなどでコーナーに三角コーン置いて狙って当てる)
と言う事でした。要するにコーチとして最初に
「絶対的信頼」
を勝ち取る事が一番重要だと考えていたからです。
無事に実行できたなら、アドバイスする時には
ちゃんと耳を傾けて聞いてくれますし、逆に生徒さん
の方からも色々質問をしてくれます。そしてなにより
うれしいのが自分を見る目が
「このコーチなら安心してレッスン受けられる」
って言う目で見てくれるようになる事です。
出来ればしたくない凡ミスが起こってしまっても「信頼」
を得ていれば「あれっ?珍しい。」てな感じで特に問題
ないのですが、初回に起こしてしまうと「このコーチに
これから習って大丈夫なの?」みたいになっちゃいます。
それはいただけません。
教える方も教えられる方も、お互い気持ち良くテニスを
したいですもんね。
そうですね、確かに第一印象は気になりますね。そのコーチのレベルもそうですし、指導の仕方、生徒との接し方なども今後の参加に影響を与えますからね。でもNOミスだけが全てではないと思いますよ。基本が出来ているかどうかが一番の注視点ではないでしょうか?
見てくれているんだなあと思うと励みになります!
今後も意見を聞かせてくれたらうれしいです。